Milgauss Ref.116400

『耐磁性』をコンセプトにしたモデルがミルガウスです。

実用時計を標榜するロレックスらしくレントゲン技師や無線技師などの一部の職業向けに開発され、自然界では存在しない特殊な境下にも耐えるスペックを備えています。

名前の由来はフランス語で1000を表す「ミル」と磁束密度の単位である「ガウス」から。初代モデルRef.6541が発売されたのは1956年のことです。

そのあまりにニッチな市場を狙ったことや、70年代により磁気の影響を受けにくい耐磁クォーツの登場などにより、わずか2世代で廃盤となりました。

しかし、生産終了から約20年が経過した2007年に、当時のアイコンだったイナズマ針を備えて復活しました。

どのように磁気を防ぐのか

耐磁性の軟鉄製インナーケースをオイスターケースの中に収納した二重構造で、ムーブメントに次期が及ぶのを防いでいます。

このインナーケースは磁気をよく通す素材で出来ているということです。

インナーケースが磁気を跳ね返すと誤解されがちですが、実際は時期を留めず一気に通して逃がしてしまうことで耐磁性を確保しました。

ミルガウスの歴代モデル

Ref.6541

Milgauss Ref.6541

画像はAntiquorumに出品されたRef.6541

製造期間:1956年~1960年代初期
搭載ムーブメント:Cal.1065M、Cal.1066M、Cal.1080
防水性能:生活防水
耐磁性能:1000ガウス
イナズマ針と呼ばれるジグザグの秒針は磁力を表現したと言われています。回転ベゼルと固定式ベゼルの2種類がラインナップ。
個体によっては1000万円を超えるプレミア価格で取引されるが偽物も多い。

Ref.1019

Ref.1019

製造期間:1960年代~1988年
搭載ムーブメント:Cal.1580
防水性能:50m
耐磁性能:1000ガウス
イナズマ針が廃止されてベゼル固定となった2代目。ダイヤルは黒とシルバーの2色展開となった。

Ref.116400

製造期間:2007年~現在
搭載ムーブメント:Cal.3131
防水性能:100m
耐磁性能:1000ガウス
Ref.116400

初代のイナズマ針がオレンジ色となり約20年ぶりに復活した3代目。
ケースは40mmにサイズアップ、インナーケースがねじ込み式になり耐衝撃性も向上しました。

Ref.116400GV

Ref.116400GV

製造期間:2007年~現在
搭載ムーブメント:Cal.3131
防水性能:100m
耐磁性能:1000ガウス

グリーンサファイアクリスタルを備えたアニバーサリーモデル。