シードゥエラーは、サブマリーナーの上位機種としてプロ向けに開発されたダイバーズモデルです。

サブマリーナよりもさらに厚く頑丈なケースを採用し、サイクロプスレンズが採用されていません。

希少性の高いヴィンテージモデルの「赤シード」と「COMEX」は高値で取り引きされています。

シードゥエラーの成り立ち

フランスの潜水専門会社コメックスとの共同開発によって誕生しました。

浮上時に時計の風防が吹き飛んでしまう事故を防ぐため、ケースサイドには飽和潜水時に自動でヘリウムガスを排出する特殊機構「ヘリウムガスエスケープバルブ」が装備されています。

高い水圧にも耐えられるように日付部分のサイクロプスレンズは採用されていません。

シードゥエラーの歴代モデル

シードゥエラーはサブマリーナーとは違って歴代モデルの数が少ないです。

2016年現在、リファレンスはディープシーも含めて5つのみで、リファレンスナンバーはRef.1665とRef.16600、 Ref.116660の3つしかありません。

Ref.1665(1967年~)

製造期間:1967年~1980年頃
搭載ムーブメント:Cal.1570
防水性能:610m
初代シードゥエラー。当時のサブマリーナーの3倍以上の防水性能610mを実現し、ケースサイドには特許機構「ヘリウムガスエスケープバルブ」が装備される。

生産初期の「赤シード(文字盤のモデル表記”SEA-DWELLER SUBMARINER2000″が赤い個体)」は超プレミア価格で取引されています。

Ref.16660

製造期間:1978年~1990年頃
搭載ムーブメント:Cal.3035
防水性能:1220m
2世代目シードゥエラー。防水性能は初代の2倍に、風防はプラスチックからサファイアクリスタルに変更されました。

Ref.16600

製造期間:1990年頃~2008年
搭載ムーブメント:Cal.3135
防水性能:1220m
3世代目シードゥエラー。

Ref.116660

製造期間:2008年~
搭載ムーブメント:Cal.3135
防水性能:3900m
シードゥエラーの後継機として、3900mの防水性を実現したのがディープシーです。
モデル名の由来は1950年台に試作され、1960年には深度10,916mの世界記録を達成したトリエステ号の外壁に取り付けられていた「ディープシー・スペシャル」からです。

Ref.16600

製造期間:2014年~
搭載ムーブメント:Cal.3135
防水性能:1220m
2008年にディスコンされたシードゥエラー4000が復活。サブマリーナーデイトとディープシーの中間に位置しています。